[はじめに]
こんにちは、ハンマーです。シーズン17お疲れ様でした。高順位を目指してランクマに潜ったのははじめてでしたが、世界最強のミュウツー使いになることができたので構築記事を残します。
[構築経緯]
敵の攻撃をいなし続ける戦略、綿密なダメージ計算、魂を削るTOD、僕は受けループで戦う男たちに憧れてしまいました。倉本さんやピタゴラスさんの受けループ動画で勉強して、色々な禁伝で自分なりに受けループを組むことにしました。第1世代のミュウツーから構築を組んでみた結果、ミュウツーの有り余るポテンシャルに惚れ込んでしまい、ミュウツーと共に戦い抜くことをきめました。
まず物理の受け駒としてドヒドイデ、エアームド。
この2体ではキツい物理もたくさんいますが、ミュウツーで鬼火を入れればこの2体でどんなポケモンも大抵受かりました。パッチラゴンなどの例外もいますが…
特殊受けとして瞑想身代わり傘ハピナスを採用してハピナスで見ることの出来ない黒バドレックス受けとして、最初はブラッキーを採用してましたが、受けループでよくあるの挑発マグストドランにいじめられることを回避するために黒バドにもそこそこ強く、トレースでマグストを受けないHDポリゴン2を採用しました。
ラスト一枠には電気ごまかし枠としてAガラガラを採用しました。しかし、ここで盛大なミスを犯しました。受けループがキツいゼクロムも避雷針で受けれるやん!と思ってゼクロムにAガラガラを投げてしまい、テラボルテージで貫通されてガラガラが吹き飛んでいきました。ゼクロムはヤバいヤバいって言いながらミュウツーで気合いで鬼火を入れてました。
[個体解説]
持ち物 : 食べ残し
特性 : プレッシャー
技 : サイコブレイク 鬼火 挑発 自己再生
性格 : 臆病
実数値 : 209(220)-112-124(108)-175(4)-110-189(176)
h:10n-1
S:エスバ抜き
b:余り
原則として鬼火は当たるものとしてました。
ザシアンの巨獣斬、耐えます。悪ウーラオスの鉢巻強打、鬼火入れれば耐えます。バンギラスの悪技、鬼火入れれば全然入りません。すべての物理ポケモンに仕事ができる神ポケモン。スカーフウーラオス?そんなポケモン知りません。ラムも知りません。まぁ、ラムであったとしても相手がダイマを切ってこないのであれば、二回は鬼火を打つ余裕があります。
物理受けのドヒドムドーで受からない剣舞ガブ、鉢巻ウーラオスなどに鬼火を入れて受かるようにする補助的な役割や受けるのがきつくなる積み技を積ませない役割をしていました。
挑発で初手カバやラグラージにも有利展開を取っていきます。余談ですが、鬼火の英語名がWill-o-wispなのが中二っぽくて好きです。
プレッシャーという特性を活かせるのはムゲンダイナだけだという話をよく耳にしますが、ミュウツーだって負けてません。ウーラオスの強打はもちろん、残飯ブラッキーバンギには鬼火挑発を入れて攻撃技のPPをプレッシャーで枯らして悪あがきをさせたりもしてました。もし、裏に引いてきた場合はサイコブレイクで削っていました。c無振りですが、結構火力出ます。
受けポケモンにも挑発があるからかなり強いです。九割九分、初手から出してました。
受けループの天敵サイコエスバにはドヒドに引いた後にサイコ読みでミュウツーに引いてタイプを変えてから鬼火で機能停止させてました。sがエスバ抜きなのはこの動きをするためです。サイコエスバのほとんどはジェットからではなくアタックから入ってくるのでほぼこの動きが決まりました。
共に1000戦以上戦い、常に盤面を制圧してくれたミュウツーは最高のポケモン。
Aガラガラ
持ち物 : 太い骨
特性 : 避雷針
技 : フレアドライブ ポルターガイスト ホネブーメラン 剣の舞
性格 : いじっぱり
実数値 : 167(252)-145(252)-131-✕-100-66(4)
前述の通り電気ごまかし枠。ほとんど投げることはなかったが、パッチラゴン、レジエレキがいるときには確定で出しました。ガラガラは部屋着としてガラガラTシャツをほぼ毎日着てるくらいには好きです。
持ち物 : 進化の輝石
特性 : トレース
技 : 放電 冷凍ビーム イカサマ 自己再生
性格 : なまいき
実数値 : 192(252)-100(252)-111-125-161(252)-72
受けループキラーのマグストドランに抗う枠。抗う枠とは言ったものの上から挑発をうたれて再生が出来ずに炎技以外で削られるだけなので放電麻痺の3割を引いて上から再生ができる状態にしなくては勝てないという対策になっているかどうかは正直怪しいポケモン。逆に汎用性があるヒードラン対策になりうる受け駒がこれくらいしかいないです。やばい。
黒バドレックス対策としての役割もあるため、ダイマックスをしてダイアークを打つことも想定して、aではなくsにマイナス補正をかけています。マイナス補正をかけても最速ドランの麻痺で半減したsを2だけギリギリ抜いてるのがえらい。
特殊受けですが、トレースなのでランドロスにも投げてました。ポリゴン2は禁伝環境の初期に比べ、評価ががらっと変わった面白いポケモン。
持ち物 : 万能傘
特性 : 自然回復
技 : たまご産み トライアタック 瞑想 身代わり
性格 : 穏やか
実数値 : 362(252)-✕-30-96(4)-205(252)-75
カイオーガ受けの傘ハピ。挑発持ちのレヒレ、ガラルファイヤー、サイコショツク持ちのポケモン以外は完全に受けきることのできる特殊受け最強のポケモン。ハピナスで無理な特殊はミュウツーとポリゴン2で見てました。
ゼルネアスとは瞑想とジオコンの積み合いになりますが、ゼルネアスのムーンフォースを身代わりがギリギリ耐えるので急所の負け筋を軽減しながらいなすことができます。気合い玉でDダウンさせまくるのはやめてください。
ディアルガはドヒドイデかエアームドでボディプレスがあるか様子見しながら受けてました。
身代わりは怪電波サンダーの前で張って瞑想を積みにいけたり、身代わりを先に張って、物理ポケモンを後出しされても行動保証がある状態を作ることができて強かったです。
持ち物 : オボンのみ
特性 : 頑丈
技 : ボディプレス ブレイブバード 鉄壁 羽休め
性格 : わんぱく
実数値 : 172(252)-100-211(252)-✕-91(4)-90
エアームドとドヒドイデのダメージ感覚、運用の仕方は完全にピタゴラスさんや倉本さんの動画で勉強しました。このポケモンについてはこのお二方の構築記事や動画を参考にすることをおすすめします。
ブレバの枠は最初ステルスロックで採用していたが、鉢巻ウーラオスがやはりキツい構築なのでダイマして強引に切り返す技として採用。ブレバはほぼダイマックスをして使っていたので反動ダメージが気にならなかったのでドリルくちばしではなく、こちらを採用。ボディプレスワンウエポンだとミミッキュに急所に当てられないことを祈ってTODをしなければいけなかったのでブレバを入れてよかったです。
持ち物 : 黒いヘドロ
特性 : 再生力
技 : 熱湯 トーチカ 自己再生 黒イキり
性格 : 図太い
実数値 : 157(252)-✕- 224(252)- 73- 163(4)-52
「雷に騒ぐ」の証を持っているドヒドイデ。実際、ゼルネアスをハピナスではなく、ドヒドイデで見なくてはならない時には雷があるかどうか騒いでました。
このポケモンの強さも最強の受けルーパーたちの動画を見てもらうことをおすすめします。
自分の構築は受けループにほとんど採用されていたザシアン受けのヌオーがいない影響でワイルドボルトが相当一貫してましたが、初手でミュウツーで鬼火を入れてドヒドイデで受けてました。ミュウツーはあのくらい耐久に厚くしないとザシアンの巨獣斬で確一なのでほとんど引かれることがなく、鬼火が入れられて安定してました。
この構築はパーティー単位でギルガルドがキツいのでドヒドイデでひたすら受けてTODに持ち込んでいました。ドヒドイデは受けループの要。
[基本選出]
ほとんどの試合をミュウツーから入っていました。
基本はミュウツー+物理受け+特殊受け
を相性を見て出していました。
特殊受けはハピナスがほぼ完璧にこなしてくれますが(黒バド、レヒレなどの例外はポリゴン2とミュウツーで)、物理は鬼火や挑発を入れないと止まらないポケモンも多いのでミュウツーで鬼火を入れるために気合いで釣りまくる試合も多かったです。
[おわりに]
ここまで読んでいただきありがとうございました。もう一つのROMは536位でした。受け崩しが簡単にできる今の環境で試行錯誤しながら受けループ使ってる人間はかっこいいと思っているので、大好きな受けループと最高の相棒、ミュウツーを活躍させられて良かったです。
色違いガラガラをくださったふ菓子さん、ありがとうございました。
ではまた!