人の心が理解出来ない化け物、邪悪なドラえもん、ジャンプ+が生み出したモンスターなどと呼ばれ、一見、人間の常識の埒外にある存在であるタコピー。
しかし、僕はそんなタコピーの生き方に憧れた。彼のようになりたいと思った。
というわけでタコピーになりました。ハッピー星人です。
今回は僕が憧れたタコピーという男の生き様について、「タコピーの原罪」を読んだ方に向けて語ろうと思います。
タコピーが命をかけて教えてくれた大事なこと
この作品を読んだ読者の多くはタコピーが人の感情を理解出来ず、どんどん状況を悪化させていく邪悪な存在として目に映っただろう。それはたしかに一理ある。しかし、それは彼が宇宙人であるがゆえに人間の価値観が分からなかったから仕方がないことだと思う。
物事を地球の人間の尺度で測れなかったタコピーだが、この物語を通して、様々な立場から人間と接していくことで次第に人の心を理解していく。そして、その過程を経たタコピーが最後に残した物にこそ、真に価値があると思った。
無邪気に三人の小学生たちを地獄に叩き落としてきたタコピーが最後に残した物は「話し合うきっかけ」だけだった。
劣悪な家庭環境に苦しめられてきた、しずかちゃんとまりなちゃんは今までお互いに向き合ってこなかった。この二人にタコピーは文字通り命をかけて、話し合うことの大切さを教えてくれた。「命をかけたのにそれだけしか出来なかったの?あれだけのことをやらかしたのにそれだけしか出来ないのかよ。」と思った読者も多いかと思われる。しかし、それは違う。「話し合う」ことはこの二人にとって最も必要で一番大切なことだった。
よくドラえもん世代の批判する話だと言われる本作品。ドラえもんの時代は秘密道具があれば、なんでも解決するし、皆ハッピーになれた。しかし、現代の複雑な家庭環境を生きる子供たちにとってはそうではない。どんな秘密道具があっても、離れてしまった家族や壊れてしまった心を治すことは出来ない。どんな魔法のようなものがあっても、まりなちゃんとしずかちゃんの二人の関係を修復することは出来なかった。この二人の関係を変えることができるのは「話し合う」ということだけだった。「話し合う」ことでお互いに向き合うことができて、ハッピーを生んだ。
タコピーは現代を生きる人にとって、一番大切なことを教えてくれた。一見、当たり前のことだと思うかもしれない。くだらないと感じるかもしれない。けれど、何より大切なこと。
タコピー…お前は本物のハッピー星人だったよ。
冒頭の話に戻る…
最終的には大きなハッピーを生み出した、鬼かっけぇタコピーに憧れた。一見、くだらないように思えるが、何より大切なことを命をかけて教えてくれた。そんな人生を僕も送りたい。
だから、タコピーになりました。
あとがき
最初のタコピーコスプレはこんな感じだったんですが…
友人に「HUNTER×HUNTER」の「ブリオン」みたいwって言われ、
多くの人に見られる画像なら乳首を隠せとアドバイスを受けたので手足と乳首を隠す用の触手を着けました。
乳首を触手で隠すとか「To LOVEる 」かよwと思いつつ。
乳首と触手はガムテープで着けたので外す時、痛かったです。今思えば、もっと他にも方法があっただろうに…。これは本当に今思えば…というポイントですが、大切なことを伝えられる人間になりたいからといって、上裸になってタコピーのコスプレをするの意味分からなすぎるな…。
ここまでこの記事を読んでくださった方、本当にありがとうございました!こういう活動をしている時に「キモい」って言われるのは褒め言葉なので、是非ともリプに「キッショw」とか感想をどしどし書いてくださると嬉しいです!
ではまた!