シーズン6お疲れ様でした!ポケモンになりきり、戦う戦士、ハンマーです!今回は種族値410という、あまりにも低い数値ながら、環境に尋常じゃない刺さりかたをしているチャーレムの性能に惚れ込んで、自身の肉体をチャーレムと化し、戦いました。
僕は「俺自身が◯◯になることだ理論」というものを掲げています。これは、自分自身がポケモンになり、シンクロ率を上げることによって、集中力、運、読みのレベルを格段に向上させることが出来るという理論です。剣盾の頃に、自らミュウツーになることで、鬼火の命中率を限りなく100%に近い精度まで高め、結果を残すことが出来ました。これは一種のトランス状態に近い物であり、スポーツの「ゾーン」に当たる現象であると言われています。
友人のルカリオ使いは、最終日にルカリオのTシャツを着ることで、モチベーションを極限まで高め、瞬間2ROM1位2位独占という偉業を成し得ました。僕もチャーレムと共に戦うことで、目標の「チャーレムの選出率8割以上でレート2000」を達成することができました。
ランクマで勝ちきることが出来ず、悩んでいる人はこの理論を試してみるのがおすすめです。自分自身をポケモンだと言い張り、界隈を盛り上げる頭のおかしいプレイヤーが増えることを望んでいます。全身を金色に塗りたくって、ゴールドラッシュしたりすれば最高に面白いと思います。
本構築は圧倒的火力で全てを粉砕する超爽快構築なので、是非ご覧ください。
[個体解説]
テラスタル : 鋼
持ち物 : 命の珠
特性 : ヨガパワー
性格 : 意地っ張り
- 実数値 : 135-123(252)-95-×-96(4)-132(252)耐久振りハバタクカミを鋼テラスバレットパンチでワンパン
- HB特化ディンルーにインファイト84.3%~101.1%
- 無振りパオジアンに鋼テラスバレットパンチ95.4%~112.2%
- HB特化ロトムにインファイト79.6~94.2%
- HB特化アーマーガアにインファイト61.4~72.6%
- HB特化カバルドンにインファイト54.4~64.1%
超火力かつ、豊富な先制技で相手からの攻撃を受ける前に全てを粉砕する最強のヨガ。相手のどんな攻撃を受けても一発でやられてしまう、豆腐のような低耐久と異次元の火力の押し付けにより、まさに「殺るか殺られるか」を体現したような、スリリングな戦いをする最凶のたらこ唇。
猫騙しという技がひたすら偉い。現在の先制技が飛び交う環境において、どの先制技よりも優先度が高い猫騙しの縛り性能があまりにも高い。8割くらいの対戦で、初手チャーレムから入っていた。初手の猫騙しで相手の努力値調整や型をだいたい見抜けるのが非常に偉い。カイリューのマルチスケイルを割った状態で対戦を始めることが出来るし、ロトムの耐久ラインを見ることで、どちらのほうが速いかという情報アドバンテージを得て、行動を変更することが出来た。
相手の初手ディンルーやチオンジェンに対しても、インファイトでだいたいワンパンすることが出来るが、テラスタルで簡単に切り返されてしまうところを、猫騙しで相手がテラスタルを切るか、引くかを様子見する動きが安定した。
ロトム、マリルリのような中耐久ポケモンも猫騙し+インファイトや思念の頭突きで何もさせずに息の根を止めることが出来る。状況によっては猫騙しから入らずにガンガン攻撃技を押していくことで、相手の構築は半壊する。初手に多い襷要員の襷も削れるのが偉大。
初手から入ることが多いが、猫騙し+バレットパンチの縛り性能の高さゆえに、チャーレムが不利な展開を取る相手に対しては一度裏に引いて、詰め筋として温存する動きが大事。
特殊耐久に寄せているヘイラッシャくらいなら、インファイトで確定2発取れてしまうのが本当にイカれている。ハバタクカミに対して、テラスバレットパンチで上から制圧出来る動きが、そこそこ有名なため、相手の裏にヘイラッシャやカバルドンのような安定した引き先がいる場合は、目の前のハバタクカミにインファイトを押すようなヤバい動きもたくさんした。鋼テラスをすることで、ハバタクカミに耐性を付けられるため、一度はヤンキープレイをすることが出来るし、初手チャーレム · ハバタクカミ対面が出来た時にはだいたい通った。ここら辺のピーキーな立ち回りはヨガを使いまくって、脳ミソをヨガにしないと、難しいのかもしれない。
鋼テラスはカイリューの神速やパオジアンの氷柱落としなどに一度はギリギリ耐えられる耐性を付けられるのが偉い。テラス切ってきたセグレイブもインファイトでワンパンすることが出来るし、火力が高すぎて、使用していてあまりにも爽快だったポケモン。マイナーポケモンで高種族値のポケモンを薙ぎ払うのが好きな人、圧倒的な火力が好きな人、たらこ唇が好きな人(?)には是非とも一度は使って欲しい最高のポケモン。
テツノカイナ
テラスタル : 草
持ち物 : 突撃チョッキ
特性 : クォークチャージ
性格 : 意地っ張り
実数値 : 229-211(252)-128-63-120(252)-71(4)
チャーレムが苦手なテツノツツミやサーフゴーに対して、受けつつ、破壊することが出来るポケモン。ゴーストテラステツノツツミの個体数がそこそこ多かったため、ドレインパンチを容易に押せず、地震やボルトチェンジから入らなければならないのが少し窮屈に感じた。
だいたいのキノガッサに対してはチャーレムの猫騙し+攻撃技で処理することが出来るが、最速キノガッサにはチャーレムは負けてしまうので、キノガッサの切り返しが出来る草テラスタル。地震を半減出来るのも偉い。テラスタルを切ることでディンルーに強く出ることが出来る。
チャーレムが耐久に厚いカイリューには不利を取ってしまうので、カイリューを事故死させることが出来る冷凍パンチを採用。
テツノカイナの強みは猫騙しや鋼テラス+ヘビーボンバーやドレインパンチなどで有利を取れることだが、この型はドレインパンチしかパオジアンに打てないので、フェアリーテラスやゴーストテラスのパオジアンには不利を取ってしまうので、注意が必要。
テツノドクガ
テラスタル : 草
持ち物 : ブーストエナジー
特性 : クォークチャージ
技 : 炎の舞 ヘドロウェーブ エナジーボール サイコキネシス
性格 : 臆病
実数値 : 165(76)-×-99(148)-170(76)-131(4)-171(204)
- 特化カイリューのテラス鉢巻神速93.7%耐え
- 最速ガブ抜き+1(特攻の数値+1)
相手のチオンドクガやキョジオーンなどを絡めた受けサイクル寄りの構築が重いから採用。努力値は先程、紹介したルカリオ使いのせっきーさんの調整を使用させていただきました。https://pkmn-ys1224.hatenablog.com/entry/2023/05/05/211026
受けを崩しつつ、対面的な動きも強かったポケモン。相手のイルカマンやガブリアスと殴り合うための草テラスタル。
ロトム(水)
テラスタル : 鋼
持ち物 : 拘り眼鏡
特性 : 浮遊
技 : ハイドロポンプ ボルトチェンジ テラバースト トリック
性格 : 控えめ
実数値 : 157(252)-×-132(36)-165(196)-130(20)-107(4)
- 意地っ張りパオジアンの鉢巻噛み砕く確定耐え
- ステロ+意地カイリューの+1ノーマルテラス神速確定耐え
- 臆病テツノツツミのハイドロポンプ+フリーズドライ99%耐え
- 臆病イーユイの眼鏡悪の波動確定耐え
- 鋼テラバーストでH116、D4振りハバタクカミを93.7%で落とせる。
こちらのロトムもせっきーさんの構築記事を参考にした個体。テラスタルを切ることで、ハバタクカミ、カイリューに有利を取れるのがあまりにも偉すぎた。ディンルー入りやヘイラッシャ入りにトリック、ボルトチェンジで一方的に展開していくことも出来る。チャーレムが苦手な高耐久のフェアリーテラス(チオンジェンやディンルー)に対して、鋼テラスタルで粉砕出来るのが強い。イダイナキバ、ガブリアスのようなチャーレムより速い地面技持ちに対して、地面技の一貫を切ることが出来るため、選出率は高かった。
テラスタル : 草
持ち物 : ゴツゴツメット
特性 : 化けの皮
技 : じゃれつく シャドークロー 影打ち 呪い
性格 : 意地っ張り
実数値 : 159(228)-156(252)-100-×-125-120(28)
- HPは化けの皮の効率重視
- 火力を確保するための特化
- Sは耐久振りカイリューを意識
この構築で最も使いやすさを感じた神ポケモン、ゴツメミミッキュ。型はゆうた(アシレいぬ)さんの物を使用。https://m4hkmqy0esbsqvb.hatenablog.com/entry/2023/04/01/131412
チャーレムの火力を重視して、命の珠が取られてしまうが、チャーレムではキツイ範囲にミミッキュが強いため、命の珠以外のミミッキュの構築記事を読みあさっていたところ、このゆうた(アシレいぬ)さんのミミッキュに至ることが出来ました。
対面的な動きをする駒として動かすのも強いし、化けの皮で相手に2~3回ゴツゴツメットダメージを入れることで、チャーレムの猫バレット圏内に入れることが出来て強かった。チャーレムではキツイ、ウルガモスなどに呪いを入れて、流せるのも良かった。呪い+猫騙しが相手をゴリゴリ削る詰め筋になった。
ゴツメミミッキュは、謎にチャーレムとシナジーが高過ぎる動きが出来る神ポケモンだった。
ミミッキュミラーでも対面から、ゴツメの補助+H振りにより、有利を取ることが出来る。Hを振ることで、化けの皮がなくなった後もギリギリ耐えることが多くて調整の強みが出ていた。
相手のマリルリやイルカマンの攻撃を耐える回数を増やすことの出来る草テラスタルを採用。
イーユイ
テラスタル :水
持ち物 : 拘りスカーフ
特性 : 災いの勾玉
技 : オーバーヒート 悪の波動 噴煙 テラバースト
性格 : 控えめ
実数値 : 161(244)-×-102(12)-180(68)-141(4)-143(180)
チャーレムが不利を取る相手のサーフゴー、イーユイに受けだして破壊することが出来る枠。チャーレムの猫騙しでパオジアンの襷を削ってから、イーユイに引いて、上から処理する動きがとても強かった。パオジアンに対しても明確に処理することの出来るルートとなった。パオジアンの型が多様化している現環境でパオジアンの処理ルートが確立されているのが熱かった。チャーレムに対し、初手からゴーストテラスを切ってきた場合は除く…。テラスタルは相手のイーユイに対して、切り返せる水テラス。5割程相手のイーユイを削れば、チャーレムの猫バレット圏内に入るため、イーユイを残す必要がない場合はテラスを切らずに殴り合った。キョジオーンやディンルーなどに水テラスでびっくり火力を押し付けることも出来た。
初手ミミッキュ · チャーレム対面が出来てしまった場合はチャーレムで鋼テラスを切って、ミミッキュを殴った。相手がじゃれつくを押してきた場合はバレットパンチでそのまま処理。シャドークローを押してきた場合は影打ち圏内に入ってしまうので、イーユイに引いてオーバーヒートでミミッキュを処理していた。一度、イーユイに引いてから、受けることの出来ない火力を押し付けられるのが偉かった。イーユイが不利を取るチョッキディンルーに対しては、チャーレム、ロトムのトリック、ミミッキュの呪いと、処理ルートがたくさんあるため、躊躇せずにイーユイを投げることが出来た。
速いSからの悪の波動怯み、噴煙の火傷、などの確率の押し付けは本当に強すぎた。パオジアンの氷柱怯み、ハバタクカミのムーンフォースCダウンなど、圧倒的なSからの確率の押し付けがこの環境では強すぎて、良くないなーと感じた。
[おわりに]
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。相棒と目標を達成出来て、本当に良かったです!今期はレート2000に乗れなければ、「ハンマー」から「パンパース」というクソダサい名前に改名するという罰ゲームをすることにしていました。
制約と誓約
自分の存在を賭けて、覚悟ガンギマリでランクマに潜っていたため、全力で打ち込めて、チャーレム構築を1300戦も懸けて、練り上げて目標を達成することが出来ました。最終日はテンションがバグりながら、戦っていました。
↓最終日にチャーレムで無双(?)する様子はこちらからご覧になれます。
対戦してくださった方々、構築を参考にさせてくださった方々、色違いのチャーレムをくださった方
ありがとうございました🙇
今後も電子ドラッグとも称される、ハンマーオリジナルコンテンツを生み出して行きます!!
ではまた!!