[はじめに]
禁止伝説ポケモンが使えた、この1年半
最終日はいつも、相棒のミュウツー自身になり、戦ってきた。
共に高みに至るために様々な型を開拓し、強さを模索するため、様々な姿になってきた。
時にメガシンカをしたり、
時にアーニャになったり…
鬼火型や電磁波型、挑発型、様々な型を開拓してきた……(ほとんど害悪型じゃん…)
様々な挫折を乗り越えながら、この化け物じみたコスプレでミュウツーと最後まで、毎シーズン上を目指して戦い続けることが出来た。
9世代ではミュウツーロスでしばらく禁断症状が出ることは間違いない。
挨拶が遅れてしまいました。ハンマーです!シーズン35お疲れ様でした!剣盾ランクマッチの最後のシーズンということもあり、思い思いに戦うことが出来ました。順位はそこまで振るわなかったですが、思い残すことなく、剣盾を終えるために集大成としてこの記事を書きました!
対戦にあまり興味がない人は構築経緯と個体解説をすっ飛ばして読んでもらっても大丈夫です!
[構築経緯]
構築の軸として、初手ダイマミュウツーを採用。明確に不利なポケモンが存在するものも、多くのポケモンに有利を取れた。
相方には初手ダイマックスと相性の良い、襷枠を採用しようとしたが、ミュウツーがダイアイスで霰を降らせてしまうことが多く、霰で襷が削れないポケモンを探したところ、特性で天候の影響が無くなるレックウザにたどり着いた。レックウザを採用したことで構築のイケメン度も爆上がりした。しかし、とある理由により、全く選出しないただの置物きゅうりになってしまったが…。
イベルタルが重いため、その他のポケモンとも打ち合えるHDザシアンを採用。
ミュウツーが初手で黒バドレックスと対面した時に、引き先となれるチョッキイベルタルを採用。
イベルタルにはザシアンを後投げされることが多かったため、ザシアンを受けて、電磁波で荒らすことが出来るルギア。
ゼクロムを止める手段に乏しかったため、ザシアンや黒バドレックスを切り返すことも出来るメタモン
を採用。
[個体解説]
ミュウツー
持ち物 : 命の珠
特性 : プレッシャー
技 : サイコブレイク 大文字 吹雪 挑発
性格 : 臆病
実数値 : 199(140)-×-110-198(188)-110-190(180)
HB : A特化ザシアンの巨獣斬91.6~108.8%
C : HDザシアンにダイバーンが90.8~108.1%
C : H振りグラードンにダイアイスが119.3~140.5%
S : 環境に多い耐久振りザシアンの上を大体取れる
初手ダイマアタッカー。7割くらいの対戦で初手から出していた。黒バドレックス、イベルタル以外のポケモンにダイマを切れば、有利を取れた。こちら側だけ一方的にダイマックスを切れば、イベルタルをワンパンすることが出来る。飛行タイプが3体も採用されているため、初手にステルスロックを採用したポケモンを呼びやすく、ダイアイスでワンパンしたり、挑発で展開を阻害することが出来た。この動きが強かった。ディアルガやミュウツーより特性の発動が遅かったカイオーガは裏にいるルギアを考慮すると電磁波を打ってくることが多かったため、挑発が刺さった。ホウオウナット等の受け構築は相手の交換を読んで技を選択すれば、簡単に突破出来た。レックウザと合わせてイケメン枠。
レックウザ
持ち物 : 気合いの襷
特性 : エアロック (天候の影響が無くなる)
技 : 画竜点睛 竜星群 オーバーヒート 神速
性格 : おっとり (特攻↑ 防御↓)
実数値 : 180-202(252)-99-222(252)-110-116(4)
オーバーヒート+神速でザシアンに体面で勝てる。
実はほぼ選出率ゼロの置物きゅうり。ミュウツーがステルスロックを絶対に撒かせないことも含めて、完璧にシナジーのある襷枠だと思っていたが、とにかく選出することが出来なかった。この環境に多い襷枠はマーシャドーや黒バドレックス等のゴーストタイプで、神速で縛ることが出来なかったのがきつい。黒バドレックスに対して、不利な展開を取ってしまうのがかなりマイナスなポイント。相手のダイマックスに対しては火力が足りず、殴り合えなかったが、やはりダイマの無い相手に対する対面性能は高かった。たまに来る完全に受け寄りな構築は両刀で粉砕出来たため、選出した。ほとんど選出出来ない置物になってしまったが、かっこよかったからOK
ザシアン
持ち物 : 朽ちた剣
特性 : 不撓の剣
技 : 巨獣斬 ワイルドボルト 聖なる剣 怖い顔
性格 : 意地っ張り
実数値 : 197(236)-210(4)-138(20)-×-152(132)-183(116)
HB : A特化ザシアンの巨獣斬+電光石火を91.8%耐え
HD : 無補正C252カイオーガの潮吹き乱1(6.3%)
HD : C特化イベルタルの珠ダイバーン85.7~101.5%
前期結果を残した方の調整を使用。イベルタルが重かったため、補完枠として採用。怖い顔は相手のSに干渉出来るザシアンが強そうだと思い、明確な役割対象を考えずに採用したが、黒バドレックスや相手のザシアン、ジオコンを積んだゼルネアス等意外と役立った機会が多かった。
イベルタル
持ち物 : 突撃チョッキ
特性 : ダークオーラ
性格 : 陽気
実数値 : 223(172)-159(60)-116(4)-135-128(76)-158(196)
HB : A特化ザシアンの巨獣斬79.8~94.1%
A : ダイロックでHBホウオウを砂ダメ込み確定1発
S : 最速ランドロス抜き
◇HA特化ザシアンにイカサマ高乱数二発(88.3%)
画像はポケリーグオフでふかしさんと撮ったもの。イベルタルミュウツーで記事を書けて良かった。この構築に対する黒バドレックスの選出率がほぼ100%だったため、引き先として、チョッキを持たせたことにより安定した。飛行技は回復ソースにもなるデスウイングを採用した。ダイマックスはほとんどミュウツーに切っていたため、黒バドに対するサイクル性能が高まるこの技を採用して良かった。ホウオウの突破方法にも乏しかったため、岩雪崩を採用。イベルタルをホウオウで受けようとしてくる人が多かったため、刺さった。ほとんどの試合でミュウツーと共に選出した。
ルギア
持ち物 : ゴツゴツメット
特性 : マルチスケイル
技 : 冷凍ビーム 電磁波 吹き飛ばし 自己再生
性格 : 図太い
実数値 : 213(252)-×-200(252)-110-175(4)-130
ルギア好きの人には申し訳ないが、この環境1のブサイクポケモン。このポケモンの電磁波に台パンしたり、突破出来ずに精神崩壊をした人も多かったのではないだろうか。この環境の諸悪の根源。しかし、ザシアンやディアルガ等その他多くのポケモンを受けられる性能があまりにも強かったため、採用。やってることが酷すぎる。
メタモン
持ち物 : 拘りスカーフ
特性 : 変わり者
ルギア同様やってることが酷いポケモン。このポケモンを採用しなければ、相手のゼクロムが重すぎるため、抜くことが出来なかった。相手のザシアンをコピー出来るのが強すぎる。コピーしたザシアンを受けてくるネクロズマにも強い、耐久振りイカサマイベルタルを採用しているため、補完も取れている。ミュウツーイベルメタモンの選出することが一番多かった。SVでは電磁波とメタモンの弱体化お願いします。使っている自分が言うことではないが…。
[おわりに]
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!前期はSVに向けて、とあるコスプレを制作していたため、ランクマをあまり出来ていませんでした。なので、最終日直前に1万位くらいから一気に上げることになってしまいましたが、この構築で安定して順位を伸ばせました。しかし、2桁が目標だったので勝ちきることは出来ませんでした。敗因は電磁波環境だったこの環境で、電磁波の対策を完璧に出来ていなかったことだと思います。
電磁波の対策として、ミュウツーの体にゴムを装着するべきだったと反省しています。
きちんと体にゴムを付けて、電磁波が効かないようにしていたらきっと2桁も行けたはずです。そこだけが本当に悔しいです。
SVでもバリバリ活動していく予定なのでよろしくお願いします!剣盾での3年間お疲れ様でした。
ではまた!
体にゴム巻き付けたの痛かった…。ボンレスハムの気持ちを味わえました。